名作すぎる「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」を実写化。
ところがアニメと実写の表現は当然違うわけで、アニメが大人を引き付けるのとは逆で、実写が子供寄りになっているのは間違いだ。
野原家は至って普通の家族に取って代わり、配役によって決められた又兵衛や廉姫の扱いが大きくなりおかしなバランスを生んでいる。
話自体も一回見たものを踏襲しているので、驚きがなくすべてが見た範囲に収まっている。素晴らしい時代考証も実写で見ると妙に不自然に見える。
特に槍で突くのではなく振り下ろす戦いは史実なのだが、実写でやると間抜けに見えてしょうがない。
というわけで素直にアニメ版を見て感動した方がよっぽどいい。