このレビューはネタバレを含みます
期待していたものではなかった。
大きな山場はない。
事件と言えばラーメンが無くなる、娘の乳歯を穴に落とすくらい。
料理人としての苦労が描かれることはない。
動物はおろか菌さえ生息しない南極基地の話なので基本的に基地か雪原、登場するのは無精髭で髪もボサボサの男性8人。
最初に数度、ホワイトボードに書かれた「帰国まで〇日」を見せるけれど、カウントダウンするわけではない。
南極の気候特有の話もそれほどない。
コメディと言うほどドタバタはなく、ヒューマンドラマと言うほど人間関係は深く描かれていない。
敢えて言うなら南極での日常系。
閉ざされた空間でおじさん達がご飯食べているのを見る映画です。