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ゴーレムのにくのレビュー・感想・評価

ゴーレム(1914年製作の映画)
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日本女子大の公開シンポ「ゴーレムの表象―ユダヤの人造人間と現代」に行ってきた。アイザック・B・シンガー、エリ・ヴィーゼル、セイン・ローゼンバウム、マイケル・シェイボン、シンシア・オジックらユダヤ系作家の描くゴーレムから、日米の映画・アニメに登場するゴーレムまで、話は多岐に及んだ。
しかし、基調講演者・金森修氏が『ゴーレムの生命論』(平凡社新書、2010年、15頁)でいみじくも指摘する通り、「〈ゴーレム〉が〈ゴーレム的なもの〉に拡張するのはいいのだが、それに全く歯止めがなくなると、それは下手をすると、単なる〈創造性一般〉というような意味になる可能性がある」。
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