十数年前に、地上波で井筒監督がセレクションした映画が数回深夜に放送されるという特番がやっており、そこで紹介された作品として兄から存在は聞かされていた作品。
他今村昌平作品の例に漏れず、台詞が聞き取りにくいため試聴中にチューニングが必要になる。
しかし、この時代のパワーはすごいですね。
最後らへんの春子の時代を生きる女性の逞しさなど、初期作品ながら重喜劇という今村昌平の真骨頂を垣間見た気がする。
パンパンの集団とすれ違う春子のシーンすごい好きだ。
欣太の最期はさながら広島死闘編見たい感じなんだけど、和式便所はセットらしい。安心した。
今村本人はスタッフに本当にウンコさせようとしたらしいけど。
「正当防衛だ！」
