インドの巨匠サタジット・レイ監督の〈オプー三部作〉の最後。
(原題: Apur Sansar ≒ オプーの家族/英題: The World of Apu)
優秀な成績で修了したオプー。
仕事もなかなか見つからず、家庭教師で何とか食いつないでいるがアパートの家賃は3ヶ月滞納中。
そこへ、彼の居所を探していた友人プルが訪れ、いとこの結婚式への参加を誘う。
乗り気のしないままのどかな村へ向かったオプーにまさかの展開が…
このまさか過ぎる展開や、その後また人がすぐ死ぬのと…
オプー(ショウミットロ・チャテルジー)のわざとらしい笑い方が気になったり、かなりダメ男になっちゃってるし、ヒンドゥー教の神・クリシュナに似せたキャラ設定のため横笛を手にして吹いてたり…
完結篇で感動!したいところだったんですが、全体的に可笑しみ強めな作品でした。
原題とは関係のない邦題シリーズ『大地のうた』『大河のうた』『大樹のうた』どれが何作目か覚えられませんが(笑;)、本作に「大樹」は出てこないので無理矢理な感じですね。
※DVDの画質が酷いので、criterion channelのレストア版(英語字幕)にて。
※YouTubeに勝手に?フルカラー化されたものも上がってますね。