ジョー

告発の行方のジョーのレビュー・感想・評価

告発の行方(1988年製作の映画)
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直接のレイプシーン、セカンドレイプありで、見ていて辛かった。ジョディ・フォスターや周囲の演技だけで十分事件性が理解できていたから、直接的なシーンの挿入が不意に入って嫌な感じに心臓がドキドキした。俳優の演技はそれほど真に迫っているのだろうが、とてもじゃないが見ていられずそのシーン数分飛ばしてしまった。その前の段階でいかに彼女が奔放に口悪くも挑発的な言動をし、キスまでは許しても、服を破いてパンツを引きずりおろし性器にペニスを突っ込むのを許すのか、違いがわからないなら一生隔離されとけよ。

映画自体はレイプの被害者、加害者を取り巻く暴力性に堅実な作り。法廷劇というほど錯綜はしない。挑発的な服装も発言も、それによってレイプが合意の上であるという見方はあってはならないのだ。いつになれば理解するのだろう。
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