感動ではなくひたすら深く感心・感服・敬意
パッケージの簡単なあらすじではとても語りつくせないエピソードが次から次へと繰り広げられ、それらに無駄な要素がみじんもなく全てが重要なパーツ。
おそらく芸術家気取りが全くない職人監督と推察されるが、情熱を込めて職人仕事を徹底したことで終局的には寸分の隙もない芸術作品に仕上がった感じ。
言葉で説明しようとすると内容を陳腐化するような気がするのでここで留めます。
オール5の五つ星!
以下雑記
オープニング映像の謎がラストで解き明かされるが、ヒロインの希望は叶っても安易なハッピーエンドとはならず、苦労は今後も続くだろうし、しかし幸福もあるかもしれないという両様に取れる終わり方も良し。
96分という上映時間が2時間以上に感じられながら終始引き付けられ、深い充実と満足をもたらしてくれるというのも真の名作の持つ特徴なのかもしれない。
トゥヤーの作った茶は旨い!! らしく、何度もそう言われればざっくばらんに作られているあのバター茶も何やらうまそうに見えてくるから不思議(笑
002008