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スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナスのwisteriaのレビュー・感想・評価

4.2
2022年5月27日Disney+にて配信スタート予定のドラマ『オビ=ワン・ケノービ』に向けた復習としてプリクエル(エピソード1〜3)を見直そう!ということでDisney+で再鑑賞。

これは公開当時劇場で観て、世代的には初のリアルタイムでの新作スターウォーズということで凄くワクワク、例のジョン・ウィリアムズのテーマ曲がジャーン♪と館内でかかるや大興奮したものだけど、鑑賞後、うーん、なんかこう、期待していたのとちょっと違う……といった感じもあって微妙な印象だったのを記憶している。で、その後、シリーズは創造主ジョージ・ルーカスの手を離れ、Disneyシークエル(エピソード7〜9)を経た今再見した印象は、いや、これはこれでちゃんとしてるし十分面白いやん!少なくともシークエルに比べたら🤣と再評価できるほどには堪能できました!

まずはアミダラ女王(パドメ)役の若きナタリー・ポートマンやね〜!いみじくもアナキン少年が初対面で言ったように、天使👼と見紛う美しさ。。シーンごとにお着替えする奇抜な衣装も彼女なら似合うんだなー、これが。。また彼女の影武者侍女サーべ役にキーラ・ナイトレイが出ていたんですね。確かに美女同士似てる感じはあります。。

本作のメイン・ジェダイのクワイ=ガン・ジン(リーアム・ニーソン)と若きオビ=ワン・ケノービ(ユアン・マクレガー)の師弟コンビが超絶格好良い!そしてその2人を相手にダブル・ブレードのライトセイバーをぶん回して無双するダースモールも強くて魅力的なヴィランでした。

本作の評価が微妙になってしまった大きな要因の一つに挙げられるのがジャー・ジャー・ビンクスの存在で、特に海外でめちゃくちゃヘイトを集めまくったわけですけれども……でもそこまで悪い奴じゃないですよ🤣まあ今回もそれほど好きなキャラってことにはならなかったですけど。。

もう一つの微妙になった要因が、例のお馴染みオープニングロールの状況説明から、貿易だ税金だとやたらごちゃごちゃ政治ドラマとしての側面を前景化したことだと思われるけど、これについては今観るとけっこう評価できる設定なのではと。後のMCUなどでもみられるような複雑なキャラクター同士の関係や政治ドラマを娯楽作で語る先駆的なものだったと位置付けることも出来るかもしれない。

あと今回調べて知って驚いたこととしては、華麗なハンドルさばきのポッドレースを披露していたアナキン少年を演じたジェイク・ロイド君のその後と現在。本作出演後、学校でスターウォーズいじりのイジメを受けるなどしていたという。。どこの国にも最低な奴はいるもんや💢そして2015年には、路上で警官に車の停止を求められた際、それを無視してパトカーとのカーチェイスをしたあげく、無謀運転、停止命令の無視、逮捕への抵抗、免許不携帯の罪で逮捕されてしまったという。なんとも子役キャリアの暗黒面を思ってしまうエピソード。。

ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』はユアン・マクレガーの製作総指揮・主演で、エピソード3の10年後を舞台としているとのこと。楽しみ!しかし彼ももう51歳になるんですねー、そりゃ私も歳とりますわ。。

May the force be with you!
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