70年前後のフランス映画で戦中&戦後を舞台にした作品って何で当たりが多いんですかねぇ…今回もそうでした。
1951年夏、アルプス山麓の村へ帰省した17歳の少年ファブリス。ブルジョア層の家族だが…
・父は先の大戦でナチスへ協力したため処刑されたか刑務所にいるかで不在
・母は若いイケメン成金男に夢中
・兄は父の罪滅ぼしのためインドシナ戦争に参戦するも帰国後にギャンブル&アルコール依存性…
そんなボロボロな家庭環境でしかも醜いムラ社会で純真無垢な女性、エレと出会う…
ピュアなエレとドッロドロなムラ社会
のコントラストが凄まじかったですねぇ…戦争が終わってもまだ傷跡が残ってるような気がしました…
冒頭で申し上げた1970年前後のフランス映画で好きな作品は…
大戦初期:離愁(恋愛モノ)
大戦中期:影の軍隊(ハードボイルド)
大戦後期:ルシアンの青春(青春モノ)
大戦絡みのフランス映画は他の年代も良い作品が多いのでこれからも引き続き観てみたいですね。