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ハイ・シエラのkuuのレビュー・感想・評価

ハイ・シエラ(1941年製作の映画)
4.5
落ち葉+木漏れ日+カウボーイ+釣り+バイオリンケース+手紙+寝言+電報+握手+影+指輪+カーラジオ+こだま+メモ+自由◎



監督:オール・ウォルシュ
脚本:ジョン・ヒューストン
主演:ハンフリー・ボガード
助演:アイダ・ルピノ

特赦で出所した男の最後の大勝負を描いたフィルムノワールです。
西部劇『死の谷』はこの作品のリメイクです。

アキ・カウリスマキ監督の『真夜中の虹』の中でテレビに映る映画はこちらの作品です。

とにかくボギーが渋い✨初主演とは思えない落ち着いた演技で魅了します。
遅咲きだけあって既に大物の貫禄があって圧倒されました。
役もかっこいいんです!凄腕なのに情に厚く隙が見え隠れして人間的なところもあり魅力的です。

アイダ・ルピノも女の弱さと強さを兼ね備えた役を見事にこなしています。
彼女が最後に見せる表情こそこの作品の全てと言っても過言ではないと思います💓

そして大好きなジョーン・レスリーも重要な役で出て来ます!ポイント高いです。
若干15歳とは思えない存在感でボギーを惑わします。とにかく可愛い💕上品な小悪魔ちゃんです(笑)

犬も何匹か登場するのですが「パード」という名の犬が最高の演技を披露してくれます。
めちゃめちゃ賢くてめちゃめちゃ可愛いです💕役どころは非常に重要で最後の鍵を握っています!

カーチェイスとネバダ山脈の荒々しくも神々しい姿が目に焼き付いて離れません!
ラストが好きです😭💕これは観て良かったです。いつか『死の谷』も観てみたいと思います。
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