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今宵よ永遠にのkazu1961のレビュー・感想・評価

今宵よ永遠に(1945年製作の映画)
3.8
▪️JPTitle :「今宵よ永遠に」
ORTitle:「Tonight and Every Night」
▪️First Release Year : 1945
▪️JP Release Date : 1951/11/20
▪️Production Country : アメリカ
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2022-329 再鑑賞
🕰Running Time : 88分
▪️Director : ヴィクター・サヴィル
▪️Writer : レッサー・サミュエルズ、アベム・フィンケル
▪️MusicD : ジョージ・ダニング、 マーリン・スカイルズ
▪️Cast : リタ・ヘイワース、リー・ボウマン、ジャネット・ブレア、フローレンス・ベイツ、マーク・プラット、レスリー・ブルックス、ヴァージニア・メイヨ、シェリー・ウィンタース

▪️Review •••••••••••••••••••••••••••••••••
🖋個人的には『カバー・ガール』や本作品のようにセクシーなヘイワースより、すこしコミカルで素敵な女性を演じてるヘイワースの方が魅力を感じますね。アリ・カーンとの離婚によって再びスクリーンへと復帰したヘイワースが、今度はオーソン・ウェルズと結婚して子供がお腹にいる頃に撮った作品のようです。なるほどニットスーツを着て踊ってる姿は心なしかお腹がポッコリかも。

🖋ストーリー展開も後半20分はジェットコースターのような展開で、戦時中にも公演を続けた劇場の強い意志を描きながらも、戦争に翻弄される男女の悲恋物語を見事に描いたミュージカル・ドラマです。エンディングのシーンは涙なしでは観られません。。。

🖋アカデミー賞でオリジナル歌曲賞にノミネートされた「Anywhere」や、ヘイワースがbling-blingの衣装に身をつつんで踊る「You Excite Me」は必見です。オープニングすぐのトミー役のマーク・プラットのオーディションでのダンスシーンも見応え十分でした。

🖋あと、セピアカラーに近いベースに、ヴィヴィッドな衣装や小道具が奏でる色の世界観は秀逸。この時代ならではの質感ですよね!!

😭物語は。。。
戦争直前、ロンドンの劇場にトミーという青年舞踏家が職を求めてやって来ました。演出家のトリバーは彼の舞踏がショー向きでないと断りますが、彼の才能に惚れたロザリンドやジュディーの口添えで、一座に加わることに。大戦が勃発し、空襲の砲撃の中でも、ショーは依然として続けられます。そんな折り、ロザリンドは空軍将校ポールと恋に落ちます。ところが、戦渦は二人を皮肉にも引裂いてしまい。。。

▪️Overview (映画. comより)
アリ・カーンとの離婚によって再びスクリーンへの復帰を伝えられるリタ・ヘイワースが、戦時中(1945年)に主演した戦意昂揚のテクニカラー・ミュージカル映画。「大地は怒る」のヴィクター・サヴィルが製作・監督し、脚本はレッサー・サミュエルズとエイベム・フィンケルの共同オリジナル。撮影は「サハラ戦車隊」のルドルフ・マテ、音楽監督は「栄光に死す」のモリス・W・ストロフ、作詞・作曲はサミイ・カーン=ジュール・スタインのコンビ。リタをめぐる出演者は「オペレッタの王様」のリー・ボウマン、「スケルトンの就職騒動」のジャネット・ブレア、舞踏家のマーク・プラット、レスリー・ブルックス、フローレンス・ベイツ、それにシェリイ・ウィンタースも端役で姿を見せている。
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