初鑑賞。気に入りました。良い。
人がいない富士山キレイ。
協力に気象庁のクレジットが。
富士山頂にレーダーを設置する話。
1999年までは使われていたそう。
今では無人のレーダーだけど。
黒部の太陽(未見)より地味っていう評価があるけど、
リアリズム追求型の手堅い演出が好印象。時代がかった劇的な演出が無い方が、今の時代でもすんなりと見られると思う。
凄く豪華なプロジェクトXにも見えますけど。
地味良い映画の基本、脇役が良い。というのがあるけど、この作品もその部類だと思う。特に、気象庁の課長の芦田伸介が良い感じ。左遷されるの想定でプロジェクトにgo出す所とか。
あと、邦画あるあるな部分。スケールやプロダクションデザインがダサい。というのが一切無いのがとても気に入りました。
大成建設のエンジニアに扮する山崎努が、
職場がブラックすぎて、部下が逃げ出すシーンで、
「人間はデーター通りにはいかない」と愚痴るシーンが重い…