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ALWAYS 三丁目の夕日のkazu1961のレビュー・感想・評価

ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)
4.2
「ALWAYS 三丁目の夕日」
2005/11/05公開 日本作品 2019-060
日本アカデミー賞最優秀作品賞
再鑑賞シリーズ
2006年第29回 日本アカデミー賞最優秀作品賞

この作品のシリーズは大好きなんですね!
本作の舞台となった年の数年後に産まれた私にとっては、懐かしくそして温かくノスタルジーいっぱいの素敵な作品です。
テレビ、洗濯機、冷蔵庫の三種の神器。家に来た時の感動。三輪自動車ミゼット。それあるあるの場面が多く感情が呼び起こされました。
昭和30年代、人は決して裕福ではないけれど、「明るくきらめく未来」に向かって懸命に生きていました。着工中の東京タワーは着々と天に伸び続けていきます。人々の生き様を反映するように。そんな昭和の明るさ、パワー、温かさを緻密な時代考証、広大なロケセット、そしてVFX技術によってリアルに再現することによって観る者に見事に伝えています。
中盤以降は温かな涙が止まりません。。。
今の日本が少し忘れてしまった「心」を温かな目線で描き出した、そんな素敵な作品です。

昭和33年の下町を舞台に、そこに暮らす人々の日々の悲喜を描いた群像ドラマ。監督は山崎貴。西岸良平によるコミック『三丁目の夕日』を基に、山崎監督と古沢良太が共同で脚色。主な出演者は、吉岡秀隆、須賀健太、小清水一揮、堤真一、薬師丸ひろ子、小雪.堀北真希。日本アカデミー賞最優秀賞12部門受賞。
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