ジェラール・フィリップ出演のフランス映画
1949年の製作です。
第二次大戦が終わって４年後・・そう考えると・・
お話は”悪魔”と人間の取引をめぐるもの。
原作はゲーテの「ファウスト」・・って読んでないって！！
ジェラール・フィリップや、老いた教授役ミシェル・シモンにとっては何役も演じるわけでね、大変だったと思います。観ているこっちはまず演技が面白い！
老いて大学を辞めた老ファウスト：ミシェル・シモンのところに悪魔が若返らせてやるから魂をよこせと契約を結ぼうとしてくるわけです。その時の悪魔が人間の姿をするわけですが、学生の姿を借りた悪魔：ジェラール・フィリップなわけ。
そして今度若返ったファウスト：ジェラール・フィリップがバラそうとするもんで悪魔は老ファウスト：ミシェル・シモンとしてやってくるw
さすがおふたりはその時々でそれに見えるのが凄いなって。
まあ悪魔とは、アンチキリストとして存在を創作されたものなので、今作のようにファンタジーでOK。楽しかったです。
短い作品ですし、良かったら是非。
〈2023-072/10〉
