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黄色いロールス・ロイスのleylaのレビュー・感想・評価

黄色いロールス・ロイス(1964年製作の映画)
3.8
ジャンヌ・モロー、シャーリー・マクレーン、イングリッド・バーグマン、豪華な配役ということで観たら、なんとオムニバスだった〜

次々と変わる黄色いロールス・ロイスの持ち主による3つのストーリー。

◇第1話 イギリス
伯爵(レックス・ハリソン)が妻(ジャンヌ・モロー)のために黄色いロールス・ロイスをプレゼントする。しかし妻が車中で不倫している現場を発見してしまう。

◇第2話 イタリア
ギャングとその妻(シャーリー・マクレーン)がイタリア旅行で黄色いロールス・ロイスを買う。夫が仕事でイタリアを離れたすきに、妻は現地のカメラマン(アラン・ドロン)と不倫する。マクレーンとドロンのキスシーンもあって2人がチャーミング。イタリア旅行の気分も味わえた。

◇第3話 ユーゴスラビア
アメリカの富豪の未亡人(イングリッド・バーグマン)がイタリア国境から、ユーゴスラビアの国王に会うためパルチザンの男(オマー・シャリフ)をロールス・ロイスに乗せて向かう。到着したユーゴでドイツ軍による攻撃を受け、彼女はパルチザンを手伝い、恋に落ちる。


どの話も繋がりはないけど、1台の車を軸としたオムニバスという発想が面白い。富豪→ギャング→戦場へ、最後はボロボロになる黄色いロールス・ロイスが愛おしくなりました。

モローの魅力はイマイチだったけど、マクレーンは可愛かった。バーグマンは当時49歳なのだけど凛として美しい。お得な作品だったな〜。リズ・オルトラーニの音楽もよかった。
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