ゆかち

アンノウンのゆかちのレビュー・感想・評価

アンノウン(2011年製作の映画)
4.0
一体この広がりをどうまとめていくのか…!

巻き込まれた事故から目が覚めたら、もう一人の自分が存在していた。
正しくは“自分を名乗る誰か”。
まさかの長い間連れ添った妻でさえ、あなたは誰?と言ってくる始末。
何が起きてるんだ!!
自分は本当に自分なのか??
自分を名乗るあいつは誰なのか??
なぜ“自分”のことについてこんなに詳しいのか?!

“自分”を証明しようにもできない。
そしてなぜか命を狙われるので逃げなければならない。

最初は主人公の心情が辛すぎて見るのしんどかったけど、どんどん謎が明らかになっていきハラハラドキドキ度も増して中盤にはラストが気になって仕方なかった!

でもあまりにも周りが自分だと信じてくれない状況に「親とか血縁関係の人を連れてくればいいのでは?」とか、映画の醍醐味を崩す元も子もない考えが浮かんできてしまったw
だけど結末はそういうことじゃなかったんだ…!!

ストーリーが進んでいく過程はどうなっていくのかハラハラしたけど、最後はけっこう『?』だったなぁ。
思い返すと疑問点がたくさんある。
でもそれを書き綴るとすべてがネタバレになってしまうから書けない( ๏_๏ )

記憶、思い出、なくなったら嫌だ…大切な人たちを忘れても生きてるほうが幸せなのか…また構築できるように相手が頑張ってくれたらいいなぁ◎(これぞ他力本願)
ゆかち

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