少しお休みしていましたが久しぶりのレビュー、よろしくお願い致します‼️以前から観たかった作品をご紹介します🎶( ꈍᴗꈍ)

🍗あらすじ
感謝祭の朝、エイプリルは初めての料理に悪戦苦闘‼️ずっと仲の悪かった母親のジョーイが余命わずかと知ったエイプリルは、家出してからもう何年も会っていない家族をディナーに招待し、七面鳥料理をふるまうことにしたが肝心のオーブンが故障⁉️
エイプリルはオーブンを求めてアパート中を駆け回るのだが、その道のりは平たんなものではなかった…。

🍗感想
たった80分間でドタバタと七面鳥を焼くお話なのに、詰め込まれた不器用な家族愛と優しくも温かな気持ちになれる不思議な作品でした…✨
(七面鳥料理でここまでややこしくなるの初めて‼️(笑))
話はローストターキー作りのアパートでのコメディチックな出来事と家族が娘の家まで行くロードムービーと2つに分けられています。
家族って素直になれない時があったり、ややこしい時もあるかもしれない…。でも向き合っていくと気持ちが通じ合う温かな瞬間が生まれるかもしれません…。だからかな…本作のラストシーンは凄く良かったです✨✨(人*´∀｀)

🍗キャラクター
ここでの注目は個性派揃いのキャラクター✨
主人公のエイプリルは風貌からして不良少女なイメージ💦ターキーの中身をレトルトを入れて焼こうとするズボラさとガサツさがみられます💦
……でも作っている内に、本当は繊細で優しい心を持っている姿が見えてきて、仲が悪い母と向き合いながらもターキーを作る姿は次第に応援したくなっちゃいます✨
そしてエイプリルと関わるアパートの住民も個性派揃いで同棲の彼氏も良い奴で優しくて、良い人うざい人とで良いスパイスなコミカルさを発揮して笑わせてくれる✨(黒人夫婦が良かった✨)

そして車で向かう家族も個性派で、娘の悪い所しか思い出しては吐き出しながらも、このドライブで娘とのわだかまりを少しずつ向き合っていく余命幾ばかな母親…。それを支える父親に渋々行く写真好きの弟、姉に嫌悪感な妹にちょいボケた祖母…。もう凸凹で不器用な家族💦…っと思いながらも、家族と向き合う事の大切さと難しさが伝わりますね💦(;ŏ﹏ŏ)

🍗キャスト陣
監督はピーターヘッジズ(ベンイズバック、ティモシーの小さな奇跡、ギルバードグレイプ(脚本))。
出演者はケイティホームズ(バットマンビギンズ、ドーソンズ・クリーク)、本作品でアカデミー賞ノミネートのパトリシア・クラークソン(ワン・デイ、シャッターアイランド、メイズ・ランナーシリーズ)、オリヴァー・プラット(2012、シェフ)、デレク・ルーク(グローリー・ロード、キャプテン・アメリカ)、ジョン・ギャラガーjr(ショートタム)、アリソンピル(女神の見えざる手、バイス)等。

• #たったの80分
• #ドタバタなローストターキーの作り方
• #不器用な家族愛の暖かさ
• #見つめ直す事の大切さ
• #温かなラストシーン
• #凸凹なロードムービー
• #なにこれ温かい
• #一生懸命な料理作り
• #個性豊かな住民達
• #余命
• #不思議な作品
• #繊細な心

『エイプリルの七面鳥』
原題Pieces of April.
製作年2003年上映時間80分

娘と母の和解を軸に、家族の再生を描いた米国作品。
ＮＹのリアルなストリート感覚をスパイスに、生と死をまっすぐにみつめながらも、ユーモアを忘れないあたたけぇ作品かな。

仲の悪い母親（パトリシア・クラークソン）が、ガンで余命わずかだと知ったエイプリル（ケイティ・ホームズ）は、感謝祭に初めて家族をニューヨークの自分のアパートに招待する。
彼女は七面鳥を料理し始めるが。。。

『ギルバ アート・グレイプ』(ジョニー・デップとディカプリオ)の原作小説と同じく、『エイプリルの七面鳥』もピーター・ヘッジズの原作っす。
今作品は、映画化の際に脚本も書いたそうやし、初めて監督にも挑戦した作品です。
小説家やし構成力、演出力も確かやったかな。
めちゃエエ羨ましい家族再生の映画に仕上がってた。
小生も両親が生きてたら再生したかった🥺。

米国の感謝祭関連の話っす。
感謝祭ていやぁ日本のお盆やお正月みたいな国民的行事かな。
11月の第4 木曜日と定められてて、前日には道路が大渋滞、飛行機は満席状態に。　
そないして日曜日までの4日間は、家族そろって定番料理の一匹丸ごとの七面鳥のローストとカボチャパイ、家の自慢料理を食べるん。
映画は、当日の朝から始まり、バーンズ家の長女のエイプリル(ケイティ・ホームズ)が感謝祭のディナーを作り、 ニューヨーク郊外に住む両親、弟、ばあちゃんをアバートに招待する。
家族は1台の車に乗りこみ、マンハッタンに住むエイプリルのもとへ向かう。
エイプリルはガキの頃から反抗的で、台所で火遊びしてボヤを出したり、デカくなったらなったでタトゥーはするわ、ドラッグはやるわアハハ。
母ちゃんのジョーイ (パトリシ アクラークソン)は出木杉くんの妹や弟と比べて、育てんのに苦労したと平気でこ云う。
エイプリルもそないなジョーイに反発してラナウェ～ぃ家出してしまった経緯がある。
そこまで仲が悪ぃのに、なんでかジョーイがエイプリルの招待を受けたかと思っちまう。
とんでもないカッコをしたエイプリルに家に来られるくらいやったら、こっちから出かけていく😤。
ちゅうのがジョーイの考えなんだなぁ。
実はジョーイは乳ガンの末期で、これが最後の感謝祭になるやろうってことがわかってくる。
一方、エイプリルは母ちゃんが好きな七面鳥のローストに初挑戦。
しかし、下ごしらえは適当で、中に詰める具はインスタント。
野郎の料理よりハチャメチャ。
焼く段になってガスオーブンの扉を開いたら、壊れていて火がつかへん。
悪戦苦闘してエイプリルはヘトヘト😆。
他の住民 たちの助けを借りてなんとかディナーは完成し、 あとは家族の到着を待つのみ。。。
基本的には温かいお話やけど、登場人物がイヤなヤツらばかり😆
母ちゃんもかなりキてるイヤなヤツ。
せや、 どこの家庭にもこんなクセのある人はいるやろぅと思わせて、心底嫌みじゃない。
ジョーイがやがて死ぬんやとわかっていても、ムードが暗くないってとこも良しかな。
コロナ禍で、お盆に家族が集うのは難しいでしょうし、映画で家族を思いつつ観るのも一興かと。
小生は家族とは何十年と会ってませんが、家族を思い郷愁にかられたかな。
亡くなった両親、親族を偲ぼっと。

少しでも皆さんのストレスのない休みになりますように。

母親と犬猿の仲で家族とも疎遠になってるエイプリルは、感謝祭の日に七面鳥を焼いて食事会を開き、家族を招待する。それはガンで余命わずかとなった母との最後の復縁のチャンスだった。家族は車で遠路はるばる向かうのだが、気難しい母親のおかげで道中はてんやわんや。エイプリルも自宅のオーブンが壊れてることに気付かず四苦八苦。果たして母と仲直りはできるのか？な話

年末ぐらいにFilmarksの中の人と会った時にオススメしてくれたヒューマンドラマ。チラッと言っていたのをちゃんと覚えてて、しかもシッカリ見るなんて、えらい…えらすぎる…。さてこちらは上のあらすじにある通り、感謝祭の準備中に数々のトラブルに見舞われるエイプリルと、車で向かう途中に母親（見た目も性格も女優のYOUに激似）が気難しくなる様子が並行に描かれるシンプルな構成。80分でキレイに終わって見終わった後もめちゃくちゃ清々しい気持ちになる良い温度感のドラマでしたね…

エイプリルを出来損ないと見なしてめちゃめちゃに突き放してしまった母と優しく見守る家族の思い、そしてそんな母とソリが合わずに絶縁状態で、料理も出来ない要領も悪いエイプリルが最後に仲直りがしたいと不器用ながらもひたむきに感謝祭を遂行しようとする姿が交互に差し込まれて感情を高めてくれて、否が応でも盛り上がる！そして満を持しての終盤についに再会するエイプリルと家族の最後の団らん！じ〜んと来る！！染み渡る「良」！！明治安田生命のCMか！？小田和正の「言葉にできない」流して！そんな感じでした。ホームビデオで撮ったかのようなかなり安っぽい作りだったり、エイプリルの妹が地獄のミサワ作画かのような顔面のパーツの集まり具合ではあるけど、マジでそんなん関係ないぐらい良かったです。オススメ。敬具