たいが

私は告白するのたいがのレビュー・感想・評価

私は告白する(1953年製作の映画)
3.6
"神父は決して懺悔の内容を人に話してはいけない"
このたったひとつの題材から物語が膨らんでいき、展開していく面白さ

殺人犯から殺人についての懺悔を受ける神父だったが、ルールとしてそれを他の人に言うことは許されない
たとえ警察が相手でも裁判の場でも、自分が犯人だと疑われたとしてもそれは同じ
聖職者としてのルールを守るのか、正義のために真実を話すのか、この2つの間で神父は苦悩していく

神父が真実を話さないことが周囲の人の知られたくない事実の露呈へとつながっていくのもまた面白かった
たいが

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