2023年7月11日 テレビ東京放映
『氷の接吻』 1999年アメリカ制作
監督、ステファン・エリオット。
アイ(ユアン・マクレガー)は英国諜報員。
妻と娘に去られて後、娘の幻覚を見るようになった。
調査の途中で、謎の女ジョアナ(アシュレイ・
ジャッド)を知る。
ジョアナを執拗に追う内に、次第にジョアナの
とりこになっていく。
ジョアナを演じる女優さんは殺人鬼って感じでは
ないなあ~。
娘の幻覚を見るアイは、娘にきっと帰ってくると
言って、それっきりになったよね。
帰らないままだ。
つまりは、ジョアナが父に置いて行かれたのと
同じことをアイは(幻覚の)娘にしているわけだ。
「幻覚」なんだから、約束を守らなくても良いのかな?
・・・という、アイとジョアナがそれぞれの家族に
よって傷つき、それが原因で様々な精神的な症状を
現し、事件となっていく・・・という 内容の映画。
ジョアナが盲目の男性と知り合い、結婚することに
なったのに、その男性をアイは拳銃で撃ってしまう。
何故撃つのか、理由が分からない。嫉妬?
嫉妬に狂って発砲するアイの方が、なんだか
殺人鬼のようだ。
印象に残っている場面は、病院に入院して眠っている
ジョアナの指に、結婚指輪をはめるアイ。
アイの指にも同じ指輪が。
アイの偏愛を表しているシーンだ。
ラスト、いきなり終わった感じ。
ユアン・マクレガーさんが主演なので観た映画。
まぁまぁだった。