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フォレスト・ガンプ/一期一会の映画オタクのレビュー・感想・評価

4.4
前からいつか観ようと気になっていた名作を観てみた。
最初の始まりはフォレストの幼少期から。

背中が丸く、器具をつけていたフォレストだが、ある日いじめっ子に追われて走っていくと器具が外れて奇跡がおこる。
フォレストは気がつくと光の速さで走れていたのだ。
フォレストは走り続けた。

知能実数が低いフォレストだが、
俊足な足や誠実な人柄で何故か人を惹き付ける。

大学ではラグビーをして表彰され
戦争に行くと栄誉賞を貰い、
何かと目立つフォレストの人生。
卓球を極めて有名になったり、
ジェニーが家を出てからは急に走り出してまたまた有名になり3年も走ったり
フォレストは本当に掴みどころのない
不思議な魅力を持つ人物である。
何故か人々はフォレストの不思議な魅力に魅了される。

戦死した親友のバッバや、ダン中尉も
また、彼に幸せを貰った人達である。
ダン中尉とは、戦争が終わり別々の道を行っても再会して、長く交流が続いていくのがグッとくる。ダン中尉は最初はフォレストに「何故助けた!カッコよく死にたかった」と怒りをぶつけていたが、時間が大分たったある日フォレストに「お礼を言ってなかったな。」とお礼をする。
その時、フォレストが「神さまと仲直りしたみたいだ」と表現したのが素敵だなと思った。

フォレストが幼少期から仲良くしていて、ずっと思いを寄せていた幼なじみのジェニーだが、本当に最後まで彼女のことはよく分からなかった。

健康な時にフォレストからのプロポーズは断ったのに、自分が病気になってから「結婚してくれる?」は
正直ズルいし都合が良過ぎると思った。
でもフォレストはひとつ返事でok。
フォレストの心の広さと優しさに周りの皆はたくさん幸せを貰って、病んでいた人々をフォレストは何人も幸せにしているのが凄いと思った。余計なことや無駄なことを考えていなくて真っ直ぐなフォレストの思考や生き方はとてもシンプルで、色々と考えさせられる映画でした。


「人生はチョコレートの箱
開けてみないと分からない。」
フォレストのママの名言。
大人になったから分かるけど、本当そうだよね。開けてみないと分からないは良い意味でも悪い意味でもそう。
上手い話には裏があったりしてね。

「前に進みたい時は過去を置いていけ。」
これもかなり染みるよね。前に進みたい時や、新しい道に進みたい時、古い何かに執着していてはダメ。
フォレストのママは本当に言い方や教え方が上手い人だと思う。


追記→フォレストとジェニーの子供「あれ?もしかして、ハーレイ・ジョエル・オスメント君?」と思ったらやっぱりそうだったみたいで、好きな子役が出てて嬉しかった♪やっぱりこの子の子役時代本当に可愛すぎて天使。
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