「うちのママがよく言ってた。人生はチョコレートの箱みたいなものだって。開けてみなきゃわからないってこと」
純粋な心と俊足を持つ男、フォレスト・ガンプの数奇な人生を描く物語。
見るの2回目だけどそれでも泣けた。母親とダン中尉、そしてジェニーへの愛の深さ。人生を諦めて、人生で幾度道を間違えても、フォレスト・ガンプがいつも道を示してくれる。映画史に残る傑作。
以下、セリフメモ。
「僕の名前は南北戦争のフォレスト将軍からきてるんだ。人間は時々無意味で馬鹿なことってするってことを、僕に思い出させるためのフォレストなんだって、ママが言ってた」
「州の決まりでは知能指数が80ないと普通の教育は受けられないんですよ」
(事後に)「お母さんはよほど君を学校に入れたいらしいな」
「子供って変なことを覚えてるもんなんだ。あの時の声の美しさだけは忘れない」
<良かったらここに座れば?>
「なぜかわからないけど、ジェニーは大事な友達だった。たった一人のね」
「女の子と付き合ったことないの?」
「こんなの信じられる?4年間フットボールばかりやってたのに、僕は修士号まで取った」
「僕は道を間違ったと思った。だって入隊式の日だっていうのに、もう怒鳴られてるんだからね」
「結局ジェニーは大学のセーターを着た写真を使われ、ゴタゴタに巻き込まれて退学になったんだ」
「ジェニーの夢は叶った。もう立派なフォークシンガーだった」
「二人で祈った時のこと覚えてる?あたしを鳥にしてください、そうすれば遠くに飛んでいけるって。あたしはこの場所から飛んでいけるかしら」
「僕はバッバを助けに行かなきゃいけないんです!」
「その時、バッバが言った言葉は一生忘れない」
<家に…帰りてぇよ>
「どういうわけか、卓球は僕の性に合っていた」
「いいか、よーく聞いとけ。人間には運命ってもんがある。俺はあの時俺は部下と死ぬ運命だったんだ。だが今はただの役立たず、生きてる人形だよ。足を使えない体がどんなもんかお前にわかるか!?」
「君のボーイフレンドになりたかった」
「フォレスト。あたしたちは生きる道が違うのよ」
「なぜそこまでしてくれるの?」
「恋人だもん」
「…ずっと恋人でいるわ」
「ダン中尉は足のことも、僕のことも、バカにされたくなかったんだ」
「ってことは…あんたがあのバッバ・ガンプの社長?億万長者?」
「ママは癌だった。火曜日に亡くなった」
「ジェニーは僕のところに戻ってきた。多分どこにも行くところがなかったからだと思う」
「僕と結婚してくれる?僕はいい夫になれると思うんだ」
「ええ、なれると思うわ」
「なぜ僕を愛してくれないの?僕は頭は良くないけど、愛がどんなものかは知ってるよ」
「走り始めてから、3年と2ヶ月と14日、16時間が経っていた」
(走り終わった後)
「静かに!なんか言うみたいだぞ!」
「僕はもうくたびれた。もう家へ帰ろうと思うんだ」
「君、お母さんだったんだ」
「名前はフォレストよ。パパからもらったの。パパはあなたよ」
「フォレスト、あたし病気なの。ウィルスに感染したらしいの。でも治し方はないみたい」
「結婚してくれる?」
「いいよ」
「君は土曜の朝死んだ。僕たちの木の下に、君は眠ってる」
「寂しいよ。何がいるものがあったら、すぐ側にいるからね」
(スクールバスの運転手に息子が)
「ドロシーさんでしょ?僕、フォレスト・ガンプだよ」