kazu1961

チェンジリングのkazu1961のレビュー・感想・評価

チェンジリング(2008年製作の映画)
4.0
▪️Title : 「チェンジリング」
Original Title :「Changeling」
▪️First Release Year:2008
▪️JP Release Date :2009/02/20
▪️Production Country: アメリカ
🏆Main Awards :※※※
▪️Appreciation Record :2020-452 再鑑賞
🕰Running Time:142分
▪️My Review
偶然ですけど、昨日鑑賞した『17歳のカルテ』と同様、本作でもアンジェリーナ・ジョリー
は精神科病院に収監されました。。。
とにかく、それはもう考えられぬ程に衝撃的な作品です!!本作の特筆するところは、映画に出てくるほとんどの信じられないようなエピソードが、脚色ではなく事実だということですね、そして母親として、たった一人でロサンゼルス市警という巨大な組織に立ち向かい、子どもへの愛を貫いた主人公クリスティンの強さがとても印象に残った作品です。
アンジェリーナ・ジョリーの力強い演技やイーストウッドらしい音楽、映像が醸し出す独特の雰囲気に最初から最後まで画面に釘付けになってしまいます。
前半はアンジェリーナ・ジョリー演じる主人公クリスティーンがどうなってしまうのか、後半以降は本物の息子の安否はどうなったのか、というミステリー要素で惹き付けられ、ラストの瞬間まで目が離せません。
本作、1920年代のロサンゼルスで実際に発生したゴードン・ノースコット事件の被害者家族の実話を元に映画化されました。保身の警察権力側の腐敗が捜査を遅らせて事件を無きコトに隠匿して仕舞う怖さを見事に描き、アンジェリーナ・ジョリーの素晴らしい演技とクリント・イーストウッド監督の演出が素晴らしい傑作ドラマです。第61回カンヌ国際映画祭出品。第81回アカデミー賞主演女優賞、撮影賞、美術賞ノミネートされました。

物語は。。。
1928年、シングルマザーのクリスティン(アンジェリーナ・ジョリー)は、ロサンゼルス郊外で9歳の息子ウォルター(ガトリン・グリフィス)と暮らしていました。ある土曜日、彼女は同僚に泣きつかれて断り切れずに休日を返上して仕事へと向かいます。暗くなって彼女が帰宅すると、家で一人で留守番をしているはずの息子の姿はどこにもありませんでした。。。

▪️Overview
1928年のロサンゼルスを舞台に、誘拐された息子の生還を祈る母親(アンジェリーナ・ジョリー)の闘いを描くクリント・イーストウッド監督によるサスペンスドラマ。息子は無事に警察に保護されるが、実の子でないと疑念を抱いた母親が、腐敗した警察に頼らずに自ら息子の行方を捜して行動を起こし、同時に市長や警察機構を告発する。共演にジョン・マルコビッチ。(引用:映画. com)
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