Hipposky

東京タワー オカンとボクと、時々、オトンのHipposkyのレビュー・感想・評価

2.0
118.2613

原作は、菊次郎から始まる芸能人の母(祖母)をメインに据えた自叙伝ブームに乗った作品と記憶している。各作品とも映画化、ドラマ化され、正直またかよ、と思い当時は避けていたが改めて襟を正し鑑賞すると、当時と変わらず、「またか。」という印象。
基本有名人のエピソードゼロ的な立ち位置で、本人のキャラクター説明を省くことができ、およそほとんどの人が共感できるであろう子供時代と親の死別を入れ込みお涙頂戴が毎度のプロット。2時間ドラマでやっていただきたいというのが本音ではある。

しかしながら樹木希林、内田也哉子の名演、オダギリジョーの声の良さと顔芸でかろうじて映画として成り立っているというのが正直な感想。
Hipposky

Hipposky