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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカのkazu1961のレビュー・感想・評価

4.4
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」
1984/10/6 公開 アメリカ・イタリア作品 2016-239
TSUTAYA CINEMA Handbook 2016
1980年代ランキング6位 再鑑賞

229分の完全版を鑑賞。
当時映画館で初めてこの映画を見たときは十分に内容を理解出来ず、難しいギャング映画という感想でした。壮大な人間ドラマとして全体をはっきりと理解できたのは、その後ビデオやDVDで何度か見直してからです。様々な伏線の仕掛けと過去と現在を交錯させながら進んでいくストーリー展開は秀逸で今と30年前を演じる主役のロバート・デ・ニーロの役作りにかける執念はさすがです。さらにマックス役のジェームズ・ウッズもデ・ニーロに負けない存在感。それから、デボラの少女時代を演じたジェニファー・コネリーがとてもかわいい。それらの全てを盛り上げるエンニオ・モリコーネ音楽の存在感が抜群です。やはり印象に残る作品ですね。229分とかなり長いですが完全版での鑑賞をお勧めします!

1984年製作のアメリカ・イタリア合作のギャング映画。セルジオ・レオーネ監督・脚本作品。禁酒法時代にニューヨークのユダヤ人ゲットーで育った二人のギャングの生涯を描いた、レオーネの遺作にして代表作。出演はロバート・デ・ニーロ、ジェームズ・ウッズ、エリザベス・マクガヴァン、トリート・ウィリアムズ、チューズデイ・ウェルド、バート・ヤングなど。
劇場で公開された当初は製作会社側の不手際(下部詳述)により酷評されたが、後に公開された完全版は一転して賞賛を浴びた。エンニオ・モリコーネの楽曲も英国アカデミー賞の作曲賞を受賞するなど、旧友であるレオーネの遺作の高評価に一役買った。
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