kazu1961

Mr.インクレディブルのkazu1961のレビュー・感想・評価

Mr.インクレディブル(2004年製作の映画)
3.8
「Mr.インクレディブル」
原題「The Incredibles」
2004/12/4 公開 アメリカ作品 2018-180
再鑑賞

「インクレディブル・ファミリー」の鑑賞前に観たかったんですけど、前後逆になってしまいました(笑)
「インクレディブル・ファミリー」の直前までを描いてるので2作続けて鑑賞するとより一層面白いですね。
「インクレディブル・ファミリー」のレビューにも書きましたが、本作はヒーロー映画であると同時に、ミドルエイジ・クライシス(中年の危機)の物語で多くの大人のファンを獲得しました。
また、ピクサー作品で初めて人間社会をモデルにした作品で、ストーリーとしては、悪者が本当に殺されてしまう(半ば事故死のような形ではあるが)という、それまでのディズニー映画には考えられなかった点がバード監督の主張で受け入れられ、より現実的なストーリーは多くの評論家から絶賛されました。「異質分子は社会で苦労する」という中心テーマは、バード監督自身が何度も会社をクビになった体験をもとにしているようですね。
また、音楽や雰囲気は(当初ジョン・バリーが参加していた事もあって)初期007を彷彿させるレトロ調。
リアリティのある素晴らしい作品ですね!!

感動ロボットアニメ「アイアン・ジャイアント」のブラッド・バード監督が「ファインディング・ニモ」のピクサー社と組んだアニメ。ヒーロー活動が禁止された世界で、元ヒーロー、Mr.インクレディブルだったボブは欲求不満。そんな彼が何者かに誘拐されて、やはり元ヒーローだった妻とヒーロー能力を持つ子供たちが救援に向かう。屈折した悪役シンドロームの声を、ケビン・スミス映画の常連俳優ジェイソン・リーが演じている。2004年度、アカデミー長編アニメ映画賞、アカデミー音響編集賞、アニー賞全10部門、第31回サターン賞アニメ映画賞など、多くのアニメ映画賞を受賞した。
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