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三つ数えろのkazu1961のレビュー・感想・評価

三つ数えろ(1946年製作の映画)
3.6
▪️JPTitle :「三つ数えろ」
ORTitle:「The Big Sleep」
▪️First Release Year : 1944
▪️JP Release Date : 1955/04/07
▪️Production Country : アメリカ
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2022-317 再鑑賞
🕰Running Time : 114分
▪️Director : ハワード・ホークス
▪️Writer : ウィリアム・フォークナー、リイ・ブラケット、ジュールス・ファースマン
▪️MusicD : マックス・スタイナー
▪️Cast : ハンフリー・ボガート、ローレン・バコール
▪️#死ぬまでに観たい映画1001本 409/1001

▪️Review •••••••••••••••••••••••••••••••••

🖋本作もフィルム・ノワールの名作の一つですね。チャンドラーの『大いなる眠り』の映画化でかなり原作に忠実に映画化されたようです。なので登場人物や登場する名前が非常に多く、エンディングに近づくまで全体のストーリーや構成を理解するのに時間がかかります。そういう意味では、プロットが大変込み入っていることでも有名な作品なんですね。

🖋 なので、ホークスが映画化する際に、探偵の仕事そのものではなく、探偵本人に焦点を当てて行ったのは頷けます。それがハンフリー・ボガード扮する探偵フィリップ・マーロウですね。結局、ストーリーは何となく追いかけながら、ボガードとローレン・バコールの 2人の恋の高まりを観る方が楽しめるかもしれません。

🖋脚色は文豪フォークナーに、ブラケットとファースマンと大変豪華な陣容です。ホークスの演出は骨太でかつ勢いがあってなかなか理解できずに観ていても勢いで最後まで持っていかれたという感じです。クライマックスのマーロウの脅し文句“映画のように三つ数えるか”から来ている邦題もなかなか良いですね。

🤔物語は。。。
ある日マーロウは、富豪の老人から末娘が脅迫されているので助けてほしいとの依頼を受けました。調査をつづけていくうちに浮かび上がる姉ヴィヴィアン(ローレン・バコール)の素行の謎。そんな折り、脅迫者が殺され、しかもその死体が消えてしまいました。。。

▪️Overview (映画. comより)
私立探偵フィリップ・マーロウは百万長者スターンウッドの依頼を受ける。依頼内容はガイガーという男からの恐喝に関するものだったが、時を同じくして使用人のリーガンが姿を消していた。早速マーロウは張り込みを始めるが、そのガイガーは自宅で殺されてしまう……。「脱出」の大好評を受けて、同じボガートとバコールの主演コンビで作られた探偵映画。
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