鍋レモン

NEXT -ネクスト-の鍋レモンのレビュー・感想・評価

NEXT -ネクスト-(2007年製作の映画)
3.3
⚪概要とあらすじ
アメリカを壊滅させる恐れのある核爆弾テロの阻止を託された、予知能力を持つ男にふんするニコラス・ケイジの大奮闘を描くアクション大作。

ラスベガスの小さなクラブでマジシャンをしているクリス(ニコラス・ケイジ)は、未来を予知する能力を隠し持っていた。一方、ロサンゼルスのどこかに核爆弾が仕掛けられ、アメリカ全体が2時間以内に壊滅する危機にさらされる。FBIのカリー(ジュリアン・ムーア)はクリスに協力を依頼するが、彼が予見できるのは自分の身の回りに起こるほんの2分先の未来で...。

⚪キャッチコピーとセリフ
“彼には見える、2分先の未来が-”

「間違えた」

⚪感想
SFの欠片もないアクション作品。

2分先が見えると言っておきながらほぼ未来が見える設定。彼女が関わればもっと見えるけど、所々つくりがおかしいので見てるとだんだん何が何だかわからなくなってくる。
後半はほぼ未来が見えるし、「先が見えること=分身の術」になる。
主人公は2分先の未来が見えるわけだけど見ている間は棒立ちの時もあれば素早く対処出来る時もある。2分先の未来が見えている時でも現実世界では時間が流れているわけでそうなると都合の悪くなるシーンが沢山出てくる。

女性陣が美人。
ジュリアン・ムーア、ジェシカ・ビールがとにかく綺麗だった。

ニコラス・ケイジはあまり好きな俳優さんではないけど栃ノ心関に似ているということで最近は難なく観てる。

『刑事コロンボ』のピーター・フォークが出演している。

設定がいいだけにもうちょい工夫すればもっと面白かったと思う。

今作や『ブレードランナー』、『マイノリティ・レポート』、『トータル・リコール』、『アジャストメント』は全部フィリップ・K・ディックが原作だそう。



⚪以下ネタバレ



核爆弾の解決よりは主人公の逃亡の方が放送時間が長い。

結局は核が爆発してしまうけど未来を見ていたってなって、言わせてもらえば夢オチ。

ダイナーでリズにナンパしようとするもことごとく失敗するの好き。

⚪鑑賞
午後のロードショーで鑑賞。(2019/02/05)
GYAO!で振り返り(字幕)。
午後のロードショーで振り返り。(2020/10/08)
鍋レモン

鍋レモン