視聴記録:2013/10/14@キネカ大森
没頭できると言うこと
自分の仕事に疑問を持ちつつ働いていた時に、ふとしたことからかつての恩師に出会い。かつて情熱を傾けていたピアノに飲めりこむ。 没頭できるものを持っていることは、とっても素晴らしいことだと思う。
ただ、それは「没頭できるもの」という絶対的なものがあるのではない。自らがそれに興味を深くもってみたり、真剣に取り組んでいったりする過程で、その人にとっての「没頭できるもの」に変化していくものだと思う。
仕事仲間の誘惑や、家族との関係にも悩みながらも、主人公のトムがピアノの練習に打ち込む過程で、徐々に面白くなってきてピアノを弾くのが楽しくなってくる。その変化が、とっても素晴らしいものだと感じた。