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デス・ポイント/非情の罠のteraishotaのレビュー・感想・評価

デス・ポイント/非情の罠(1986年製作の映画)
5.0
ロイ・シャイダーが務める鉄鋼会社での製品の耐久テストの為の無駄にバカでかい爆発とか、走行中の車の前をまあまあギリギリで横切る犬とか、主人公の車がたまたま巻き込まれた事故渋滞の現場がかなり派手にやらかしていたりと、本筋とほとんど関係ないシーンで謎に緊張感を持続させていて、そのさり気なさと力技の絶妙な塩梅が作品の魅力になっているフランケンハイマー演出に痺れる。40年代のフィルムノワールへの憧憬と80年代らしいお色気と派手なアクション。役者もほぼ全員キャラが立ちまくっていて(クラレンス・ウィリアムズ3世が鬼クール)最高。VHSにて。
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