なーち

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ちのなーちのレビュー・感想・評価

4.4
【天才には天才の苦悩あり、人間味溢れる素晴らしい話だった】

観ていなかった名作シリーズ、いわゆるマット・デイモンとベン・アフレックの出世作なのか?それ以上にロビン・ウィリアムズが話の展開上でもあるがめちゃくちゃいい役どころだった。
過去のトラウマからヤンチャしまくる天才青年とその心を開けようとする心理学者のお話なんだけれども、観ていると心がどんどん温まっていく。

そもそもこういう天才の類いって、勉強に打ち込みすぎてやや陰キャラのような立ち位置のイメージがあるけど、本作の天才のウィルはヤンチャしまくり。街中で昔いじめられていたやつを見つけると問答無用で殴りにいくし、それに参戦するベン・アフレック含めた仲間たちもいいんだよなあ。

メインの心理学者との関係性について、ウィルは他の心理学者と同じように頭の良さを活かして相手を挑発する失礼な態度をとるんだけど、挑発にやや乗りながらも相手をしていくロビン・ウィリアムズ演じるショーン。回数を重ねることで2人の関係性も最初とは大きく変わっていく。「お前は悪くない」と連呼して2人がバグするシーンは中々にジンとくる場面ではあった。

マット・デイモンは難しい役だったけれども、完全に天才を演じていたと思う。しかしながら若い(笑)
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