3時間に及ぶアンネの日記、映画版。
観終わった感想としては、戦争がどれだけ失うべきでないものを失い、ホロコーストの悲惨さはいかに人の心を蝕むものだったか改めて感じる作品となりました。
そんな状況下でも、恋をしたり外の空気を感じたり希望を失わないアンネフランクの少女ながらも鋭い洞察力やひたむきさ。
暗く辛い描写だけでなく、明るくときめく描写もあるのでのめり込んで観ることができる3時間でしたが、そんなきらめきが同時に描かれるからこそラストが辛く、生き延びてほしかった。
ペーターはウエストサイドストーリーのトニーだったのね。美男美女で眼福でしたがより一層切ない気持ちになりました。