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ローズ・イン・タイドランドのtulpenのレビュー・感想・評価

4.6
タイトルの”タイドランド”は干潟を表し、一方では境界線という意味もあるそうな。 ジェライザ=ローズの幻想(=海)と現実(=大地)との境界線なる場所・・・それが”タイドランド”
邦題もそのままでよかった。

ギリアムがインタヴューで
「中でも、1番面白い……というか興味深かったことは、男性よりも女性のほうがこの作品に共感してくれているということだね。作品を観たとき、女性はすぐに“ジェライザ・ローズ”に入り込むことができるからだと思う」
と語っていたけどまさにその通り!
不気味なのにかわいい、
摩訶不思議でファンタスティックな世界にわくわく。

ローズの恋しい人には精神遅滞者のディケンズ。
もうね、あたしはディケンズが欲しい!
最高のキャラ!
彼とキスばかプレイやりたい!
それにしても、
ジョデル・フェルランドのかわいさは危険だ。
ディケンズとのキスの後に見せる恥じらいとためらいとが入り交じったかわいい仕草には間違いなく惚れちゃうはずです。



今はもうない有楽座にて。
2006.7/19 (59) 通算911
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