いつだって天才的な閃きは女神によってもたらせられるのかと改めて感じさせられる。
アメリカンドリームと男の浪漫が詰まっているが、これはむしろファムファタール映画である。
1930年代NYの暗黒街にその名を轟かせていたギャング、バグジー。登時砂漠だったラスベガスを一変させる半生を描く。
スコセッシの「カジノ」と合わせて鑑賞したい渋みのある作品。
監督バリー・レヴィンソン、音楽エンニオ・モリコーネ。
尚、バグジーを演じたウォーレン・ビーティとバージニア役のアネット・ベニングは結婚し、バクジーの相棒である一匹狼ミッキー・コーエンにハーヴェイ・カイテル。
アカデミー賞9部門ノミネート、美術・衣装デザイン受賞。
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