今年最後にクリップしてあった作品を。
多くのフォロイーさん方が心に残る作品としてあげていらした30年以上前のイランの作品。レビューを拝読し、単純なストーリーではあると理解していたのですが…何度ため息をついたことか…💧ラストに至っては緊張で胸がキリキリ❗️
友達のノートを返すだけの為に駆ける主人公。
2つの村？隔たりの程度わからないのですが、8歳の子が切ない思いを抱えて移動する距離じゃねぇ💦
子供目線で見るとなかなかに酷い大人たち。
時代的な背景を考慮したとしても、見ていて辛かった(昭和より悪くないか？)。礼儀を重んじることを体罰を通して子供に伝えるくだり、何度も同じことを尋ねる先生、話を全く聞かずに従わせる様子。
一方で大人目線では、楽でない人々の暮らしを痛感(お母さんの洗濯同情😅)。昔語りをする終盤のおじいさん。皆良かった頃に浸りたい。穴の開いた靴下には見入った…
姿が映らないのに鳴き続ける猫(多分子猫)。犬の吠える声。
主人公の心細さを際立たせる。
道行く先々に咲くゼラニウム。花言葉を調べてみると、尊敬・信頼・真の友情。たまたまかもしれないが何だか頷ける。
心打たれる納得の1本でした😊
今年もあと数分💦
一年お世話になり有難うございました。
来年もどうぞよろしくお願い致します😌💕
