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マン・ハントのMintedのレビュー・感想・評価

マン・ハント(1941年製作の映画)
4.0
ナチスドイツを逃れたフリッツ・ラングによる反ナチ映画。以降のプロパガンダ映画に大きな影響を与えた作品だそう。だけどそれほど難しくはないし、やっぱりフリッツ・ラングおもしろいな。

ナチに捕らえられる序盤、逃げ込んだ船での少年との出会い、女性とのラブロマンス、プロパガンダ強めのラスト。時間経って振り返ってみると、あれ別の映画だったっけ?と思ってしまうくらいどれも雰囲気が違う。

犬の鳴き声のところ変な効果音みたいなのが入っててそこだけギャグみたいだった。

少年がとてもかわいいのと、恋仲になるジェリーを演じるジョーン・ベネットがめちゃくちゃキュート。橋の上でのジェリーが健気で可愛くて切なくて、この映画で特に好きなシーン。

古い映画に出てくるベレー帽被ってる女性ってなんでこんなに素敵なんでしょうか。ちなみに、ベレー帽が素敵な女性ナンバーワンは『俺たちに明日はない』のフェイ・ダナウェイね!

〝優秀な兵士は帽子に紋章が必要だったな〟
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