Shu

X-MEN:ファースト・ジェネレーションのShuのレビュー・感想・評価

4.0
「X-MENファーストジェネレーション」を観てきた。
友人にX-MENファンがいてどうしても観て!と言われていたので観てきたわけだけどこれがなかなかどうして確かに面白かった。
一応、一作目の「X-MEN」は前に観てて二作目は流し見程度の感じで赴いた。そんな私でも面白かったわけ。
いいミュータントの長、プロフェッサーXと悪い方の長、マグニートーの
幼い頃から少年、青年と描いていくんだけど物語の基本は60年代初頭の設定なのがまたいいね!
映画としてのクオリティもかなりいい。60年代の米ソの緊張からキューバ危機を絡ませるあたりとかケネディ大統領まで出してリアルで実に面白い。
カメオでヒュー・ジャックマンが登場させたりサービス満点♪ペンタゴンの戦略会議室がおいらの好きな「博士の異常な愛情」(キューブリック監督:64年製作)に出てくる戦略会議室と全く同じデザインにされてて知ってる人はグッとくる!
もっとグッときたのがプロフェッサーX率いるX-MENたちが乗る航空機が
ロッキード社のSR-71ブラックバード!外観はそのもの実機なんだけど実際60年代に開発されて実践投入される機体で物語上ではX-MENの一人が設計した設定になってて実際にはないV-TOL機(垂直離着陸機)になってるのがもうおじさんには堪らん。
つまりランボルギーニ・カウンタックが下からジェット噴射で空飛べちゃった感じ。
まぁ細かいところがいちいち凝ってるわけです。最初は友人同士で仲良かったプロフェッサーXとマグニートーが如何に袂を分かつことになったか。このあたりもグッときた。
最初はDVDが出たらレンタルで見ようかななんて思ってたけどこりゃ映画館で観て大正解。スピンオフ作品ながらひさびさに当たりの見応えのある作品だった。
2作目3作目もウルヴァリンも見てみようかなと♪

(2011年07月24日レビュー転載)
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