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ニッポン無責任野郎のkazu1961のレビュー・感想・評価

ニッポン無責任野郎(1962年製作の映画)
3.8
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2021-577 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋いやぁ、何度観ても東宝クレージーシリーズはパワーをもらえます!!昭和の高度経済成長そのもの。前だけを向いて走り切ってしまうそのパワーは素晴らしいです。この時代にしか作れない作品ですね。リアルタイムではないですが、子供の頃このシリーズはよく鑑賞しました。そのクレージー作品の中でも一二を争う傑作です。

🖋前作『ニッポン無責任時代』の姉妹編、前作を観てたなら唸ってしまうラストの展開は大笑い!!いわゆる日本の和製ピカレスク映画の伝説的作品、無責任男=植木等の破茶滅茶なパワーに感服です。歌あり、笑いあり、涙なし!!

🖋そしてこの時代の昭和の都会の原風景、そして当時の会社員のリアリティは今観ると心踊りますし、ほんと貴重。共演陣の個性も素晴らしく、谷啓、ハナ肇、由利徹、人見明、世志凡太の演技は絶品。さらに若き団令子、草笛光子、藤山陽子たち女優陣もほんのチャーミングで素敵です!!

😆Story:(参考:Amazon )
“真面目な野郎は損をする、嬉しがらせて儲けて逃げる”が信条の源等(みなもとひとし)が、派閥争いに揺れる会社に潜り込み、天性のハッタリとおとぼけを駆使して出世していく。

🔸Database🔸
・邦題 :『ニッポン無責任野郎』
・原題 : ※※※
・製作国 : 日本
・初公開 : 1962
・日本公開 : 1962/12/23
・上映時間 : 86分
・受賞 : ※※※
・監督 : 古澤憲吾
・脚本 : 田波靖男、松木ひろし
・原作 : ※※※
・撮影 : 飯村正
・音楽 : 宮川泰
・出演 : 植木等、団令子、ハナ肇

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
「六本木の夜 愛して愛して」の田波靖男と「月給泥棒」の松木ひろしが共同で脚本を執筆、「若い季節(1962)」の古沢憲吾が監督したサラリーマン喜劇。撮影はコンビの飯村正。
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