マグルの血

エイリアン2のマグルの血のレビュー・感想・評価

エイリアン2(1986年製作の映画)
4.0
エイリアンの巣食う惑星で戦う話。

エイリアンシリーズ第2作目。エイリアンは遠い昔に観たような…記憶が曖昧な名作シリーズです。休日のちょっとした空き時間、何か映画でも観たいなと軽い気持ちでアマプラ漁ってたら発見。

名作と名高い1と2。1はまだなんとなく記憶があって2は観たことがない気がする。アクション多めだしこっちから観てみようと軽い気持ちで鑑賞。

軽い気持ちで観るもんじゃない(笑)
がっつりSFアクションの超ボリューミー作品。そりゃそうだジェームズ·キャメロンですもんね。バキバキの戦争映画。近未来兵器で武装した兵士たちを迎え撃つは大量のエイリアン。タイトルが出たとき"ALIENS"とクレジット。なるほど、原題は複数形だったのか。これリアルタイムで1、2とリレーした人は怖くてしょうがなかっただろうな。あのきしょいのがいっぱい出てくるんですもんんね。最悪。

ストーリーは至って王道。コールドスリープから57年ぶりに目覚めたリプリーは会社の命令でまたエイリアンの巣食う星に調査しに行くと。そしたらまあ、たくさんエイリアンがいて皆殺し、みたいな。

生き残るためには何でもしますマインド大爆発のリプリーの超泥臭アクション。往年の名作映画に名を連ねるにふさわしい色褪せない映像。80~90年代くらいのSFアクションってけっして「新しさ」みたいなものはないんですけど「古さ」とも違うんですよね。
コンピューターの外観やモニターの質感とか、宇宙船の内装とか。この時代の製作サイドの特殊効果に対する異常な情熱はホントに素晴らしいと思います。

なかでもエイリアンが素晴らしい。
CGとかなかったんですよね?なんであんなにリアルなんだ。

というわけで、クリーチャーの造形として究極であるエイリアン、そして映画界の戦う女性最強と言っても過言ではないリプリーを産んだ名作シリーズの中でも特に人気のある作品、鑑賞できました。

なぜこのタイミングなのか自分でもまったくわかりませんが、気まぐれも悪いもんじゃないですね。

2024年 14本目
マグルの血

マグルの血