MasashiMikame

神戸国際ギャングのMasashiMikameのレビュー・感想・評価

神戸国際ギャング(1975年製作の映画)
3.8
こんのぉーっ!クソダボがぁっ!!俺の中で絶賛流行中!!

「三代目襲名」で安藤昇が演じたボンノをモデルにしたと言う「神戸国際ギャング」でも、ノンフィクションではない。モデルになった主人公を高倉健が熱演。三代目…のときには健さん、田岡組長を演じていてなかなか複雑。仁義なき…に比べたらそうでもないか?

で、この国際ギャング団は神戸三宮、戦後の闇市を縄張りに中国人ヤクザ、朝鮮人ヤクザと一触即発の渦中で堂々と渡り歩くジャパニーズヤクザ…まあ、彼らはギャングと言ってるし、親分、組長ではなくボス!!そこにはこれまた1年365日24時間、喧嘩しますよ、このクソダボがっ!な、感じの子分。菅原文太を筆頭に夏八木勲、石橋蓮司に和田浩治に当時現役チャンピオンだったガッツ石松!怪しい関西弁のガッツ石松。敵には丹波哲郎や大滝秀治と、まあ!観ててワクワクする。なんつってもやっぱ高倉健に菅原文太ってね?この映画のポスター欲しいものっ!!

時代背景や東映での2人の立ち位置なんかを読み聞きすると、この神戸国際ギャングって分岐点に位置する作品のようだね?1人はハンカチを1人はトラックを…みたいなね?

あ、そうだ!酒屋さんハンパねーな?
MasashiMikame

MasashiMikame