健一

ブリットの健一のレビュー・感想・評価

ブリット(1968年製作の映画)
4.0
シブいィィィィーーー!
スタイリッシュゥゥゥゥーーー!
シビレルゥゥゥゥゥゥゥーーー!

BSで放送していたので録画して鑑賞。
ずっと前から見たかった作品。
お恥ずかしながら 今回が初鑑賞。
ずっとバリバリのアクション映画なのかと勝手に思っていた。
「リーサル・ウエポン」みたいな。

私の父親の若い頃の写真を見ると親父はいつも本作のジャケットのスティーヴ・マックィーンのポーズをしている。😅
きっと親父も本作が大好きだったのだろう。
タートルネックのセーターも本作の影響で大流行したそうで。🐢

story
ギャングの組織撲滅のため司法取引によって一人のギャングが証人として保護された。
しかし 護衛を担当していたブリット刑事の判断ミスで証人は殺され 仲間の刑事も重傷を負う。
ブリットは『証人は重傷だが生きている』と嘘の情報を流し犯人を おびき出す・・・

なにより一番驚いたのはロバート・デュヴァル!
本作に出てたんですね!😵 全然知らなかったです。
でも結構チョイ役で。😅 この数年後にものすごい俳優になるなんて当時は思わなかったのかな?👨‍🦲

そして本作最大の『売り』はサンフランシスコの連続急斜面を駆け抜ける壮絶なカーチェイスだろう!
オープンセットを一切使わず全てオールロケーションで撮影されたこのシーン。
本物の興奮が味わえる 映画史に残る名シーン‼️
(全てマックィーン本人が運転しているのだとか!)
『最高のカーチェイス映画ランキング』で堂々第一位に選ばれたのも納得!🚙🏎

作品自体はものすごく静かなトーンでとてもアメリカ映画を観ているとは思えないほどの渇いた演出。
マックィーンだけではなくキャスト全員がとにかくシブい‼️
『ド派手なアクション映画』が大好きな方には もしかしたら肩透かしを喰らったように感じるだろう。
私は本作。決してキライではないが『こんな作品だとは思わなかった。』という衝撃の方が大きかったのは事実。 😵

自宅で一人でじっくりと映画でも見て 夜を過ごしたい。 という方にはもってこいな作品。

翌日、職場にて60歳以上のシニアの人達に『昨日、ブリット 観た。』と言ったら ほぼ全ての人が『シブいねーー!』と言ってくれた。😅

観て良かった。😊
健一

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