1978年 🇺🇸映画 カラー作品。

第51回アカデミー賞
主演男優賞(ジョン・ヴォイト)
主演女優賞(ジェーン・フォンダ)
脚本賞 受賞。


数十年以上前からずっと観たかった作品。
自身2度目のお取り寄せレンタルにて。

かなり前の作品なので 当然劇場では観てないのだが、小学校にも上がる前だと思うが、母と姉と三人で何かの映画を観に映画館に行った時に本作の予告編を見たのだけは何故か鮮明に覚えている。

幼いながらも車椅子に乗った🇺🇸人男性と車椅子を押す女性の姿が強く印象に残っている。
40年以上前に見たほんの一瞬のワンシーンなのに・・・


海兵隊大尉である夫をベトナムの最前線へ送り出した妻サリーは、基地内の病院でボランティアを始める。
そこで 学生時代の同級生ルークと再会する。
ルークはベトナムで下半身不随となり車椅子での日々を送っていた。
ルークとサリーは互いに惹かれ合い愛し合うように。
そんな中、戦地から夫が帰還してくることに・・・

いやぁ〜〜素晴らしい！
本当に素晴らしい作品でした。

戦地から帰還し、負傷したルーク。
夫を戦地へ送る妻サリー。
戦地で戦闘真っ最中の夫。
誰が悪い訳でもない。偶然に再会し愛し合っただけ。でも夫は裏切れない。彼女の生活を壊したくもない。
全てが この不条理な戦争のせいだ。

'70年代後半頃には本作のような反戦映画が多く作られていた。
この年のアカデミー作品賞は同じく反戦映画の「ディア・ハンター」だったが、私は本作の方が好きだ。

本作でオスカーを受賞したジェーン・フォンダとジョン・ヴォイトのカップルが本当に素晴らしい演技を見せてくれる。

もっと早く観れば良かった。
でもまぁ 今回ようやく観れたので良しとしよう。

まだまだ観てない名作。
いっぱい ありそうです。

勲章

海兵隊大尉である夫ボブをベトナムに送り出したサリーは、病院でボランティアを始める
そこで彼女は、ベトナムでの戦闘で下半身不随となった高校の同級生ルークと出会う
やがてサリーとルークは愛し合う仲になるが、ボブが帰還することとなり……

ロマンスありの戦争ドラマ

ベトナム戦争の後遺症を告発する反戦映画の代表作みたいです

戦場シーンはなし
ラブシーンはあり

ストーリーは、それほどロマンスがメインでは無かった

音楽は好き

俳優陣ではジョン・ヴォイドが良かったです

戦争がもたらすもの

祖国のため？

でも、戦争は絶対にダメ

夫をベトナムへ送り出した女性と、戦争で下半身不随になった男性の不倫を描いた作品。

本作は、あの名作『ディア・ハンター』を押しのけてアカデミー脚本賞を獲得し、また主演男優賞と主演女優賞も受賞。すごい！

また主演のジェーン・フォンダは現実でも積極的に反戦活動を行っており、エキストラの中には本物のベトナム帰還兵も居たという。

今見ても、画面いっぱいから当時の悲観的な空気が伝わってくるし、社会問題を真正面から描いていてとても良かった。かなり地味な作品ではあるものの、魂が揺さぶられる。