“ボーン”シリーズ第3弾。パート1から登場してきたニッキーの重要さが増して来ました。段々と隠された真実が明らかになる本作。記憶が全て戻ったらこのシリーズも終わり?って思ったけどまだあるのですね。
元CIAエージェントがジェイソン・ボーン。トップクラスの暗殺者として育成されているから存在自体が機密事項だらけ。
前々作は「自分が何者か?」記憶も手掛かりもゼロから始まり、少しづつ真実が明らかになっていく過程が面白かったです。
アクションに加えて、追っ手の裏をかくところなどの見どころは前作から引き続きで、息つく暇なく飽きない展開となっていました。“善良な組織”と“悪いヤツら”といったように追っ手が多重化しているのも、抜け忍タイプのスパイ作品に深みを与えているように思えます。
ボンドやハント比べると地味な印象だけど今までにないタイプがよいです。
次回作も楽しみです。