イチロー51

シティ・オブ・エンジェルのイチロー51のレビュー・感想・評価

シティ・オブ・エンジェル(1998年製作の映画)
3.8
「過去作品・再鑑賞」
「ベルリン・天使の詩」を米国でリメイクし、人間の女性に恋をした男性の天使の揺れる想いを綴ったロマンティック・ファンタジー。

主演にニコラス・ケイジ、メグ・ライアン
共演にアンドレ・ブラウアー、デニス・フランツ 、ロビン・バートレット、コルム・フィオーレ、ジョアンナ・マーリンほか。

ストーリーはとても単純です。
しかし、心に残る作品。

天使と言うか…ストーカー
天使と言うか…死神かも知れませんが、とても切ないラブストーリーです。

人間に課せられた運命の厳しさ。
それがとても突然にやってきたので、考察する暇もないままラストの海辺のシーンに。
そして、本作は大きな記憶として残りました。悲しいけど……悲しみより希望が心に残っているのは、セスが永遠の愛を教えてくれたような気がします。

愛のために”永遠”を捨て人間になった天使。余りにも短か過ぎた幸せ。けれども美しすぎる物語。セスは、決して後悔しない。彼女との思い出は永遠だから。

〜余談〜
ブルーアイのメグ・ライアンはこの時絶頂期で、本当に可愛かったな〜!
仕草がなんとも言えなく可愛い。
しかし、その後は整形疑惑から劣化。
顔が変わり過ぎた。