こぅ

大鴉のこぅのレビュー・感想・評価

大鴉(1935年製作の映画)
3.9
エドガー・アラン・ポー原作、ルー・ランダース監督による、
【猟奇サスペンス】。

ザ・レイヴン=カラス

エドガー・アラン・ポーに心酔する猟奇的な医学博士ヴォリン(ベラ・ルゴシ)は、脱獄殺人鬼ベイトマン(ボリス・カーロフ)を酷悪な形相に変え、失恋の腹いせに恐ろしい復讐計画を実行に移すのだった…。

85年前での特殊メイク、回転扉の隠し部屋と数々の仕掛け、鏡張りの手術室、エドガー氏考案の拷問器具、【落とし穴と振り子】と、美術も中々凝っている。

あと、車に関する全ての違和感無い演出に関心。

中盤のベイトマンが発狂して発砲して 鏡 を何枚も割るシークエンスは、結構豪快。

脚本は、短尺で簡潔でサクサク展開でほぼ抜かり無しだったのだが、、
クライマックスシークエンス丸ごとで台無し、一気に萎える、、。

お馬鹿と言うか、展開上のご都合主義と言うか、、
自分から罠に、、って納得いかん。

世界一長い⁈15分、、


ラストも、え〜⁈なんで⁈


*サッチャー判事の娘ジーン役、アイリーン・ウェアは美人。
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