エスキモーズゆう

極道めしのエスキモーズゆうのレビュー・感想・評価

極道めし(2011年製作の映画)
2.0
この映画の軸が「めし」なのであれば、残念な映画だなと思います。
お腹が空いてくるどころか、むしろ食欲がなくなりました。
それは、やたらと屁をこいたりウ◯コするシーンが多いのと、食べ方がなんだか汚ないのが原因です。
お下品映画に振り切るのであれば、それはそれで面白いんだけど、やっぱ「めし」をテーマにするのであれば、美味そう!食べてみたい!と思わせないとダメだと思います。

※漫画原作だと後から知りました!

わたくしごとですが、高校の頃寮生活してて、それがコンビニも飲食店もスーパーも無い、田んぼだけの田舎の寮だったため、この映画の人たちの気持ちがよくわかります。無断外出禁止だったので、ほんと牢屋のようでした。
夏休みになって寮を脱出したらアレ食べようこれ食べようなんて毎日妄想してました。
久々に食べるマックとかラーメンとか染みるようにウマイのです。

この映画の設定には、すごく面白く美味しそうな良い映画になり得る要素があると思います。
もったいない!美味いものに興味ない人が撮った映画なんじゃないかな?とも思えます。

めし映画じゃないけど、映画「刑務所の中」の刑務所の食事を紹介するシーンのほうがよっぽど美味しそうに見えました。