ホイットモア大統領

ラ・ブーム2のホイットモア大統領のレビュー・感想・評価

ラ・ブーム2(1982年製作の映画)
3.8
クロード・ブラッスール is Oyaji Researcher!

前作から2年後、実年齢で15歳になったソフィー・マルソー as ヴィックが、またまた恋に家族に心揺らす続編。

前作のマチューに代わり、新たな想い人としてフィリップが登場。あんなに好き好き言ってたのに、まるで元々いなかったかのように触れられないマチュー。ああ、マチュー…
そしてやっと登場したと思ったら、噛ませ犬の扱い。ああ、マチュー…

何なら前作のラストの男の子どこいった!?に始まり、眼鏡君に対しては非道過ぎる対応をしたり、惚気てて鞄を盗まれたのに迎えに来た親に逆ギレしたり、デートしたいがために赤ちゃんの弟を友達(子供)に預けたり…と、ヴィックがク◯…自由奔放過ぎてヤバい笑
「ピル飲んでるからOK!」みたいなキャラも(そもそも15歳にそれを言わせる脚本も笑)、相変わらずおフランスが過ぎるぜ!

対して両親も、急にアフリカ旅行編が始まったり、突然引っ越すと言ってみたり、もう皆わやくちゃ笑
今回は浮気問題等、深刻なやつはないから暴れ親父ものとしては物足りないけど、娘の “娼婦ごっこ”(そりゃフィリップも怒るよな笑)に遭遇して、警官とストリートファイトするシーンは笑った笑

その他、「and」扱いで出てくるランベール・ウィルソンの若いことよ…笑
ヴィックをたぶらかす大学生役で、出演シーンは短いものの悪気が無さそうな感じがチャラくて良かったです笑

今回も主題歌である「恋する瞳」(原題 “Your Eyes”)が鬼リピされるので、永遠リフレイン必至。
ただやっぱり「愛のファンタジー」も欲しい…!と思ったそこのあなた!ご安心ください。ちゃんと流れる欲張りセットリストですよ!!