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キル・ビル Vol.2のkazu1961のレビュー・感想・評価

キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)
3.8
▪️JP Title :「キル・ビル Vol.2」
Original :「Kill Bill: Vol. 2」
▪️First Release Year : 2004
▪️JP Release Date : 2004/04/24
▪️Production Country : アメリカ
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2020-801 再鑑賞
🕰Running Time : 136分
▪️Director : クエンティン・タランティーノ
▪️Writer : クエンティン・タランティーノ
▪️MusicD : RZA、ラーズ・ウルリッヒ
▪️Cast : ユマ・サーマン、デビッド・キャラダイン、ダリル・ハンナ、マイケル・マドセン
▪️Review
タランティーノ曰く「vol1が問いならば、vol2はアンサー」「1作目と2作目を合わせて1つの作品」と言ったかと思えば「アクションを抑えてラブストーリーを描いた、一作目とは違う映画」とまた違った発言。。。
でもやはりこの2作を観て『キル・ビル』ですよね!!
そういう意味ではvol1のレビュー点数4.2、vol2のレビュー点数3.8で『キル・ビル』全体で4.0というところですね。やはりタランティーノのB級カルトの最高峰作品ですから。
vol1は、ヤクザ映画へのオマージュが中心でアクション満載、そしてアニメーションなども使ってB級感満載、その上日本人俳優、梶芽衣子の歌など日本感満載でした。それと比べるとvol2は、カンフー映画とマカロニウェスタン映画へのオマージュが中心、当然シリーズのアンサーなのでアクションよりも会話が多め、その上キドーとビルのラブストーリーのテーマと復讐が混在している少ししっとりめの展開。この辺りの差が好き嫌いが分かれるかもしれませんね。両作ともエンディングテーマは恨み節ですけど(笑)。

カンフー映画オマージュで面白いのがパイ・メイのキャラクターの逸話。今作で登場するパイ・メイはショウ・ブラザーズ作品に登場するキャラクターであり、本作でパイ・メイを演じたゴードン・ラウは、ショウ・ブラザーズ作品で、パイ・メイと対決しているんですね。(参考:Wikipedia)

このエピソードがあってのラストの五点掌爆心拳は鳥肌ものでした!!

物語は。。。
オーレン石井とヴァニータ・グリーンに復讐を果たしたザ・ブライドは、結婚式を襲撃した実行犯の残る2人、ビルの弟で現在は酒場の用心棒として働いているバドと、ビルの現在の愛人であるエル・ドライヴァー、そして結婚式襲撃の首謀者であるビルに復讐するため、まず手始めにバドが住んでいるテキサスへと向かいます。。。

▪️Overview
「Vol.1」の直後から続く続編。結婚式をかつての暗殺団仲間に襲撃されたヒロイン、ザ・ブライドの復讐のターゲットは全部で5人。前作では2人を倒したが、本作では残る3人、ビルの弟バド、ビルの現在の恋人エル、そしてかつての恋人ビルへの復讐を遂行していく。前作ではタランティーノの日本製ヤクザ映画への愛が爆発したが、今回はマカロニ・ウエスタンと70年代のショウ・ブラザース製香港カンフー映画への愛が充溢。(引用:映画. com)
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