花とみつばち

顔の花とみつばちのレビュー・感想・評価

(2000年製作の映画)
3.5
藤山直美という女優さん大好き。大阪弁で話す台詞と佇まいがとっても良い。
この作品の彼女は関西の尼崎で妹を殺害した逃亡者を演じる。時にコミカルに、時にシリアスに…。
母親が亡くなり香典を鞄に詰め込み逃げる。当ても無く、蒸発した父親がいる弁天から列車に乗り九州大分へ。
世の中の底辺を逃げ回る。ラブホテルの清掃、バー律子や漁村。
ただ、この作品ちょっと藤山直美の良さが少なく感じた。彼女がこんな役演じたら凄いはずなんだけどな…。
脇を支えるメンバーが個性派揃い。
佐藤浩市、豊川悦司、大楠道代、國村隼と凄い。
ストーリーをどこかコミカルに仕上げる coba の音楽がどこか懐かしく良かった。
花とみつばち

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