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サタデー・ナイト・フィーバーのkazu1961のレビュー・感想・評価

4.2
▪️Title : 「サタデー・ナイト・フィーバー」
Original Title :「Saturday Night Fever」
▪️Release Date:1978/07/22
▪️Production Country: アメリカ
🏆Main Awards :※※※
▪️Appreciation Record :2020-156 再鑑賞
▪️My Review
誰が何と言っても、私の青春自体の金字塔の作品の一本です。この作品自体に共感と原体験が詰まっています。
トラボルタ演じるトニー同様に映画好きの私の部屋の壁にはファラ・フォーセット.ブルース・リー やアル・パチーノのポスター。ファッションもトラボルタに憧れ、でか襟のサテンシャツとバギーパンツ。そして、ビージーズのアルバムと本作のサントラを聴きまくり、当時ブームにもなったディスコにも訪れていました。ほんと、青春時代の1ページです。
曲のフレーズ“Night fever, night fever.We know how to do it.”もいつも口ずさんでいましたね。
本作でデビューしたトラボルタは鮮烈な印象で、
本作のトラボルタの風貌や決めポーズ、映画に使われたディスコ・ミュージックが私だけでなく、世界的に人気になっていました。
多くの若者が、ビージーズの♪ステイン・アライブにのせて街を闊歩し、♪ナイト・フィーバーが大音量で流れるディスコでは、セクシーなダンスでみんなの注目を浴びることが憧れの時代でした(笑)。

さらに、作品としては、音楽と映画を融合した本作は60年代ディスコブームの再燃を到来させ、ビージーズを含めたサウンドトラック『サタデー・ナイト・フィーバー』が24週1位となって以来、『フラッシュダンス』『フットルース』『ダーティダンシング』など80年代ダンス映画のサウンドトラックがヒットする契機を作ったそんな役割もになった作品です。(参考:Wikipedia)

脚本やストーリーの安易さはあるにしろ、このような映画界への影響だけでなく、ストーリー内でも、裕福な住人も多い華やかな都会的なマンハッタンと、ブルックリン橋を渡ったらすぐの位置にある、労働者の街であるブルックリンとが対比して描かれていて、単なる娯楽映画ではなく当時のアメリカの格差社会を風刺した映画でもあるんですね。
内容は。。。
1970年代のアメリカ社会を背景に、「行き場のない青春のエネルギー」をディスコで踊ることで晴らす惰性の生活を送っていたジョン・トラボルタ演ずる青年トニーが、ディスコで出会った女性ステファニーの生き方に心を開かれ、新しい生活へ目覚めて大人へ脱皮していくさまを描いています。。。

▪️Overview
70年代を背景にしながら、大人に脱皮してゆく若者たちの姿を描く。76年に発表された“Tribal Rites of the New Saturday Night” というニック・コーンの原作の映画化で、製作はロバート・スティグウッド、監督はジョン・バダム、音楽はビー・ジーズ(バリー、ロビン、モーリス)、ダンス振付はレスター・ウィルソン、追加音楽・編曲はデビッド・シャイアが各々担当。出演はジョン・トラヴォルタ、カレン・ゴーニー、バリー・ミラー、ジョセフ・カリ、ポール・ペイブ、マーティン・シェイカーなど。(参考:映画.com)
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