Sanald

ビフォア・サンセットのSanaldのレビュー・感想・評価

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)
4.5
映画の2作目ってかなり賛否両論分かれるし、3部作の中間なら尚更、どちらかというと悪い評判の方が多いと思うけど
そういうのを一切感じさせなかった。
むしろ、この話がないと成り立たない、と思わせる出来。

9年ぶりに、予告なしで出会っても彼女だとわかるくらい、お互いの存在が濃く脳に刻まれている。
最初は他人行儀だったけど、少しずつ心の内を明かしていくうちに止まらなくなって…
やっぱりあなたが必要だ、あなたに心を奪われた、と確信する。

お互いが本音を明かしているとき、どうにかして相手に触れたい気持ちを、手を出しつつも抑えている描写がすごく好きだ。

奇跡を信じない人は死んでいるのと同じだというのはまさにその通りで、
「縁」があれば人は必ず再び巡り会う。
わたしもそんな奇跡を信じている。

わたしもジェシーとセリーヌのように、旅行中に出会った人と恋に落ち、遠距離恋愛を続けている。
会えるまで残り数ヶ月。
幸い私たちは連絡先を交換しているので(笑)彼らのように9年間会えない。。なんてことにならないように、日々を大切に生きていきたい。
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